企業コンセプト
創造と進歩 品質と信頼
創業100年を越える米沢織の織元として、今も伝統の袴地を作り続けています。
現在では、婦人服の分野で、シルク素材を中心に、綿・麻・ウール等の天然繊維を使ったジャガード織物が主な生産品です。国内有名ブランドだけでなく、海外のブランドでも、当社の生地をお使いいただいており、特にフォーマル分野では、非常に高い評価をいただいております。
後染、先染を問わず、多品種少量生産、短納期に対応し、お客様のニーズにお答えする為、生地企画の段階から、綿密に打合せさせていただき、満足のいく商品ができるまで、誠心誠意お手伝いいたします。
会社案内
米沢市は山形県の最南端に位置し、江戸時代から続く伝統産業である織物は地域産業資源となっており、地域団体商標“米沢織”としても認可されています。
当社では創業当時から和装生地を手がけ、登録商標「毘龍」のブランドで、現在も袴地を中心に和装生地を生産しています。
また昭和50年頃から服地部門を立ち上げ、広幅ジャカード織機を導入し、服地分野へ進出した。現在では、和装・服地織物の両部門を持つ国内でも数少ない素材メーカーです。
和装部門では、米沢産地の全国シェアが90%を占める正絹袴地を主に生産し、服地部門では、シルク素材を中心に生産しており、国内の百貨店アパレルとその仕入れ先である生地問屋、繊維商社を主たる顧客としています。
社名 | 株式会社 安部吉 |
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住所 | 992-0045 山形県米沢市中央二丁目5番17号 |
TEL | 0238-23-4674 |
FAX | 0238-22-0619 |
役員 | 代表取締役社長 安部 吉弘 |
資本金 | 1,000万円 |
設立 | 昭和27年10月(創業明治38年10月) |
事業内容 | 織物製造業 |
主要生産品 | 婦人服地 男物服地 ニット 袴地 |
会社沿革
当社は明治38年、現在地において安部 吉蔵が創業し、今年で112年を迎えます。「興楽平」と名付けられた袴地を開発・販売したことを始めとし、徐々に商圏を拡大していきました。
昭和27年、安部泰輔が2代目社長に就任、安部吉織物工業(有)を設立、ブランド名”毘龍”を冠した「毘龍平」を発表、この袴地を中心に、男物着尺・帯・女物コート地・裏地など様々な和装製品を開発し販売していきました。
また昭和30年代には、全国で開かれる数々の品評会において、当社製品が最高賞を受賞しました。その後3代目社長 安部行雄が、昭和50年ころから広幅ジャカード織機を導入、服地部門を立ち上げました。 平成2年には安部吉織物工業(有)を株式会社 安部吉に社名変更すると共に、株式化し、さらに平成21年、安部吉弘が4代目社長に就任しました。
当社は、商標登録“毘龍”のブランドで、創業110年を越える米沢織の織元として、今も伝統の袴地を作り続けており、産地内で和装・洋装両分野で生地を製造販売している企業は当社だけです。和装品で培った、絹織物の技術は現在に至るまで当社独自のノウハウとして受け継がれ、服地の分野に於いてもそれは活かされています。
明治38年 | 安部吉蔵 創業 |
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昭和27年 | 安部吉織物工業(有)設立 |
昭和27年 | 安部泰輔 代表取締役就任 |
平成02年 | 社名変更(株)安部吉 |
平成02年 | 安部行雄 代表取締役就任 |
平成21年 | 安部吉弘 代表取締役就任 |